米連邦準備制度理事会(FRB)の政策当局者らは、公式には依然として年内の追加利下げを見込んでいる。しかし、注意深く耳を傾けると、異なるメッセージが浮かび上がる。関税措置と原油高によってインフレ率が高まり、労働市場は軟化しているものの深刻な悪化には至っていない中で、一部の当局者は次の一手が利上げにも利下げにもなり得ると示唆している。それはわずかだが重要な転換だ。つい数週間前まで、金融政策の先行きは明確に利下げ方向に見えた。だが過去1週間、多くの当局者がタカ派的な発言をしている。政策判断で常にFRB内の多数派と歩調を合わせた投票行動を取るリサ・クック理事は、米国とイスラエルによるイランへの攻撃を受けたエネルギー価格の上昇が物価圧力を強める中、インフレの長期化が再び、FRBの直面する最大のリスクになっていると述べた。
米利下げ局面終了か FRB当局者が相次ぎ示唆
現状維持が最も可能性が高いかもしれない
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