「ついヤバいと言ってしまう」「自分の考えをうまく言葉にできない…」。
言いたいことがないワケではないのに、うまく言葉にできない。あなたにも、そんな悩みはありませんか?
小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。知ってしまえば、今は語彙力ゼロでも、話し下手でも、「自分の言葉」でちゃんと話せるようになれてしまう!
本記事では、子どもも読めて、大人も楽しいビジネス書『小学生でもできる言語化』をもとに、「語彙力を磨く、たった1つの習慣」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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何かにハマったとき、あなたはどうしますか?
面白い作品を見た時や、読んだときに、どんな行動を取るだろうか?
例えば、すぐに考察を検索したり、絵に想いをしたためたり、とりあえずポストしたりするかもしれない。
好きだと思ったのに、なぜか言葉は出てこない
突然だが、私は最近『のだめカンタービレ』にハマった。
その素晴らしさを誰かに共有したくて、会社の先輩に話したことがある。
しかし、「どこが面白かったの?」と言われ、「なんとなく……いや、とにかく面白くて……」としか言えなかった。
自分の中では確かに感動したはずなのに、それをうまく言葉にできない。
一方で、先輩の好きなものの話を聞いていると、「ここがよかった」「この描写が刺さった」と流れるように話していて、自分との語彙力の差を痛感した。
語彙力を身につけたいとき、どうすべきなのだろうか。
頭のいい人がやっている「語彙力を磨く」習慣
『小学生でもできる言語化』の中には、語彙力を伸ばす方法について書かれたページがある。
やり方はシンプルで、生活していて知らない言葉と出合ったときにノートやメモ帳やカードなどに書いておき、何度も見返して覚えるだけです。(中略)
この日本語の単語帳は、ぼく自身、プロの作家を目指していた大学生のときに手のひらサイズのメモ帳を使ってつくっていました。
いろいろな言葉を吸収するためにやってよかったなと思っています。
――『小学生でもできる言語化』より
語彙力を磨くうえで大切なのは、日常の中で出合った言葉を、そのまま流さないことだ。
「あとで調べよう」と思って忘れてしまう小さな言葉こそ、積み重ねれば大きな差になる。
学歴や地頭には差はあるかもしれないが、語彙力はいつでも身につけられる。
遠回りに見えても、知らない言葉を拾い、自分の中に残していく習慣こそが、語彙力を伸ばすいちばん確実な近道なのだ。
(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』をもとに作成しました。)









