冷凍食品売り場で商品を選ぶ男女写真はイメージです Photo:PIXTA

冷凍食品が進化している。栄養バランスに配慮した商品が増え、健康志向の消費者から絶大な支持を集めているのだ。7万人の買い物データが明らかにした、冷凍食品の意外な事実とは?※本稿は、マーケティングリサーチのインテージ『なぜ日本人は、それを選ぶのか?データで読み解く時間とお金の使い方』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。

コロナ禍の巣ごもり需要に乗って
冷凍食品ブームが到来

 食卓を大きく変化させるきっかけとなった出来事に、新型コロナの感染拡大があります。

 内食率(編集部注/自宅で調理した食事を食べる割合)のトレンドを見ると、コロナ前から高水準だった朝食ではそれほど変化がうかがえなかった一方で、昼食と夕食の内食率はコロナ1年目の2020年に急伸しました。外出自粛によって外食ではなく内食を選ぶ人が増えたためです。

図19 食事場面別:内食率トレンド同書より転載 拡大画像表示

 21年から24年にかけて内食率が緩やかに減少したものの、コロナ前の水準を上回ったままで推移。外出自粛の動きが弱まる中でも物価高で節約のため外食を控える動きがあるためと考えられます。