Photo:SANKEI
小説『下町ロケット」のモデルになったメーカー「植松電機」の植松努社長が、タレント・田村淳のオンラインコミュニティ「大人の小学校」の対談企画で講師として出演。植松社長に、失敗を恐れず挑戦を続ける大事さを語ってもらった。※本稿は、タレントの田村淳『大人の小学校』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。
失敗を恐れないためには
選択肢が複数あった方がいい
淳:失敗を「次に活かすためのアイデアが詰まったもの」と前向きに捉えられる人もいれば、逆に「責任を取れ」とか、「失敗すること自体を許さない」といった反応をされることもありますよね。そうやって、失敗に対して過度な否定があると、そもそもチャレンジすらできなくなってしまう。実際、「失敗するのが怖いからやらない」という選択をしてしまう人って、日本ではすごく多いと思うんです。
この「失敗」に対する日本独特の捉え方があって、それがなぜ、こんなにも長い間、変わってこなかったのか。僕はそこがすごく不思議で、そしてもどかしくも感じているんですが、植松さんはどうお考えですか?
植松:おそらく、日本で「失敗」が恐れられる大きな理由のひとつは、“プランAしか許されない社会”だからなんです。
例えば受験を考えてみてください。「受験に失敗したらどうしよう」と考えてしまうと、本番の日には緊張がピークになってしまい、実力が発揮できないまま終わってしまうことが多い。でも、事前に「プランAがダメだったらどうしよう?」とちゃんと考えておくことができれば、心の余裕が全く違うんです。







