「ついヤバいと言ってしまう」「自分の考えをうまく言葉にできない…」
言いたいことがないワケではないのに、うまく言葉にできない。あなたにも、そんな悩みはありませんか?
小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。知ってしまえば、今は語彙力ゼロでも、話し下手でも、「自分の言葉」でちゃんと話せるようになれてしまう!
本記事では、子どもも読めて、大人も楽しいビジネス書『小学生でもできる言語化』から、著者の田丸雅智氏にヒントをうかがった。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

「頭の回転」がにぶる最悪の習慣・ワースト1Photo: Adobe Stock

Q.毎日の習慣はありますか?

――田丸さんは、何か毎日続けている習慣はありますか? 『小学生でもできる言語化』の中にも、日頃やっておくと言語化が楽になるワザのような、小さな習慣がたくさん紹介されていますよね。

「頭の回転」がにぶる習慣・ワースト1

田丸雅智氏(以下、田丸):一番は「ちゃんと寝る」ですね。

 徹夜作業はゼロなのと、どんなにバタバタしてても、1時を超えて作業することはしない

 理由はシンプルで、翌日以降の脳のパフォーマンスが一気に落ちるから。1時というのは、あくまでぼくの脳の場合の話です。

 人によっては深夜の作業も翌日にあまり影響しないという方もいるかとは思いますが、ぼくは脳のパフォーマンスがガクンと落ちてトータルでのパフォーマンスが悪くなりすぎるのでやりません

 この自分の性質は、高校のときの学業で自分の脳のパフォーマンスを探るうちに分かったことなのですが、それ以来、基本的にはずっと同じです。

 ただ、そうはいってもありがたいことにやらないといけないことは多いので、常にスケジュールをにらんで前倒しに前倒しに仕事をしている感じです。

――確かに、結局「早く寝る」が翌日にいちばん良い影響をもたらす感じはありますよね。私も睡眠不足が続くと途端に体調が悪くなるのですが、早く寝たら翌日あっさりと元気になってるときがあります(笑)。

普段から「書く」ことをデフォルトに

――他には何かありますか?

田丸:あとは「いつでもどこでも書く」ことも習慣です。

 たとえば、「執筆はこの時間に、書斎で」とカチッと決めていて、この条件でないと執筆できないとなった場合、そこに別の仕事が入ったり移動があったりしたら仕事が進まなくなります。

 なので、ぼくの場合は、すきまの時間さえあればいつでもどこでも、たとえば駅のホームなどでもアイデアを考えたり書いたりする、という感じです。もちろん、これも人それぞれですけれど。

――「この時間にアイデアをひとつ考えよう!」と思っても、アイデアなんてそう簡単にピンポイントで浮かぶものではないですよね。「つねに自分の頭で考えられる余裕を持っておく」ことは、言語化にもつながる重要なポイントな気がします!

(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』の著者インタビューです。)