「親が買ったのに、なぜか子どもも夢中になっています!!」
と話題になっているのが、書籍『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』(野村裕之著、ダイヤモンド社刊)だ。この本は、Google、Apple、Microsoftといった超一流企業の採用試験でも出題され、“考える力”を鍛えるトレーニングしても注目される「論理的思考問題」を紹介したビジネス書。2024年の年間ベストセラー4位(ビジネス書単行本/トーハン調べ)になり、欧米を含む世界13か国でも発売が決定。シリーズ最新作『もっと!!頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』も登場するなど話題になっている。
なにより異例なのが、ビジネス書であるにもかかわらず全世代にウケていることだ。「家に置いていたら子どもが先に読んでいた」「会社の研修で使いました」「脳トレとして読んでいる」といった声が殺到。この記事では、同書から1問を選んでAIに出題してみた。(構成/ダイヤモンド社・石井一穂)

「地頭がいい子ども」なら一瞬で答えられる、たった1つの問いとは?『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』より

AIは「論理的思考問題」を解けるのか?

 書籍『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』から1問を抜粋して、AIに下記のように聞いてみました。

「論理的思考問題」と呼ばれるものがあります。以下が、その特徴です。
・知識や難しい計算は不要で、問題文を読んで論理的に考えれば答えが出せる
・必要な情報は、問題文に書かれていることのみ

上記の定義を踏まえて、下記の「論理的思考問題」を解いてください。


「200個の製品」

とある工場に200個の製品がある。

ところが、200個のうち99%が不良品であるとわかった。
なんとか不良品を外に出して、工場内にある不良品の割合を98%に減らしたい。

不良品をいくつ外に出せばいいだろうか?
 

――『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』(93ページ)より

 さて、回答はいかに?

 ここから先に、AIによる解説と回答を掲載しています。
 考える力があれば、小学生でも解ける問題です。
 先に進む前に、一度ご自身でも考えてみてください。

 …よろしいでしょうか。
 では、回答を見てみましょう。

 なおAIによる回答は実際の出力から内容を変えずに、文字のサイズ、色、太さのみ編集しています。

AIの回答

答えは100個です。

 

■ 考え方

まず、最初の状態を整理します。

・製品は200個
・その99%が不良品

つまり

・不良品:198個
・良品:2個

です。

 

次に、不良品だけを外に出します。
ここで重要なのは、良品の数は変わらないという点です。

最終的に、不良品の割合を98%にしたいので、

・良品は全体の2%になる必要があります。

現在、良品は2個なので、「2個が全体の2%になる」ように考えます。

つまり、

全体の数 = 2 ÷ 0.02 = 100個

となります。

 

つまり、最終的に製品は100個になる必要があります。

もともと200個あったので、

200 - 100 = 100個

を外に出せばよいことになります。

 

したがって、不良品を100個外に出せば、不良品の割合は98%になるです。

 ふむふむ、なるほど…。
 この回答、はたして正解なのでしょうか?

 次ページで、書籍で紹介している回答を確認してみましょう。