ドナルド・トランプ米大統領はイランの電力網への空爆をちらつかせている。だが、そうした攻撃は同国全土の民間人に影響を及ぼすものの、国内の電力網は比較的分散化されているため、イラン軍への電力供給を完全に遮断するのは困難だ。米ジョージ・メイソン大学の上級客員研究員でエネルギー戦略を専門とするウムド・ショクリ氏が指摘した。ショクリ氏は「システムの地理的な分散、複数の発電源、そして相互接続された設計により、(イランは)局所的な混乱に対して比較的高い回復力を備えている」と説明した。イランの電力網はほぼ全面的に化石燃料に依存しており、主に天然ガスを燃料とする約150の発電所で構成されている。国内最大規模の15~20カ所の発電所を合わせても、国全体の発電量に占める割合は15%以下にすぎない。
米の発電所攻撃、イラン軍無力化は困難=専門家
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