ドナルド・トランプ米大統領は先月、クリスティ・ノーム国土安全保障長官を解任した。だがその後も米政権は、ノーム氏が在任中にリースして批判を浴びていた7000万ドル(約110億円)相当のプライベートジェットを手放すことなく保有し続けている。同省の報道官や事情に詳しい当局者らが明らかにした。当局者らによると、政権はジェット機を一部の閣僚の移動に使用する計画だ。政府専用機の中でも際立って豪華なこの機体は、メラニア・トランプ夫人のオフィスも利用可能になるという。この機体は当初、ノーム氏の下で行われた国土安全保障省の巨額支出の一例として注目を集めた。同氏は側近のコーリー・レバンドフスキ氏とともに全米を移動するため、主に私的な移動手段として機体をリースしたと、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は先に報じている。ノーム氏は機体の購入を計画しており、予算上では閣僚級の移動に加えて、「注目度の高い強制送還」への使用を名目としていた。