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*本記事は医薬経済ONLINEからの転載です。
「GLP–1受容体作動薬の海外取引の総額は300億ドルを超えた」
こんな景気の良い言葉が、中国の医薬品専門ニュースサイトに掲載された記事中で踊った。300億ドルとは契約一時金とマイルストーンを合算した数字。昨年1年間に中国の製薬会社が海外のメガファーマなどと交わした8件のGLP–1候補の導出契約に出てきた金額を足し合わせた結果、300億ドル以上に達したとしている。
中国の製薬会社ががん領域で相次ぎ新薬を創出し、欧米のメガファーマが“爆買い”しているのはよく知られているが、肥満症領域でも同様の事態が生じていることの一端がうかがえる。
本誌でも中国製薬各社のリリースや現地報道などを集計したところ、少なくとも25年で6社5件、26年で早くも2社2件のGLP–1関連のライセンス契約が締結されていることが確認できた(次ページ表)。ノボノルディスクやファイザー、アストラゼネカといった欧米勢だけでなく、インドのルピンをはじめ新興国勢とも契約を結ぶなど、裾野の広がりが浮かび上がる。







