
ザイでは毎週土曜日、『ウィークリー・ダイヤモンドZAi』にて、いま一番注目のオススメ株を紹介している。その、ウィークリーZAi4月6日号から、特に注目の2銘柄を、ピックアップしてお届け!(小林大純、仲村幸浩、ダイヤモンド・ザイ編集部)
※株価等は2026年3月27日。
株式分割で優待取得のハードル低下
10万円台でピューロランドへ!
ひとつめの注目株は、サンリオ(東証・8136)だ。株式分割後も、100株の最小単元で優待贈呈を維持し、実質優待拡充した。また、業績見直しでも期待が持てる。
2026年3月末基準で、1株につき5株の割合で株式分割を実施。それまで50万円台だった最低投資額は分割後に10万円台まで下がった。
同時に株主優待を「分割後100株でテーマパーク共通優待券1枚贈呈」と実質拡充。「サンリオピューロランド」デイパスポートが大人3900~5900円、また優待は年2回(3月末、9月末)なので、分割後100株保有時の優待利回りは10%超の高水準だ。
株式分割後は新株の利益確定売りが出る可能性がある一方、新たに優待目的で株を購入する投資家も出てくるとみられる。2025年8月に上場来高値(株式分割考慮で1737円、取引時間中)を付けてから株価は奮わなかったが、調整が半年に及んだことで、そろそろ株式需給(売りと買いのバランス)も好転できそうだ。
2026年3月期の営業利益は前期比45.0%増の751億円となる見込み。2月の第3四半期決算発表時に上方修正したが、北米や中国での苦戦が想定されていただけにポジティブサプライズとなった。なお北米玩具市場の鈍化や日中関係の悪化に警戒感はあるが、「稼ぐ力」の高まりで今後の見直しに期待だ。
【投資スタンス】見直し期待!長期保有で
【買いの目安】すでに調整が進んだとみて、すぐに買いでOK
【売りの目安】基本は長期保有だが、減益に転じるなど、成長に陰りが見られたら売りを検討

◎この株を選んだのは…小林大純:ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ所属の、ザイ専属のアナリスト。早稲田大学法学部卒、早稲田大学大学院MBA修了。金融情報会社等を経て、現在は日本株アナリストとして各種メディアで幅広く活躍中。株主優待株の分析に定評があり、優待品の魅力のみならず業績や利便性まで加味した多角的な評価が支持を得る。また新興市場やIPOにも精通し、将来性豊かな高成長株を見抜く鋭い分析力で、多くの投資家から厚い信頼を集める。








