
2026年1~3月のたった3カ月で、新しく設定された投資信託&ETFはなんと96本! 株式市場は先行き不透明感を増しているが、個人投資家の投資熱は冷めていないようだ。そこで、100本近い新規設定の商品の中から、NISAでも買える「注目テーマの4本」をチェック! さらに注目・新規投信の“ライバル投信”2本も併せて分析する。玉石混交の新商品に、飛びつく前にしっかり吟味を!(河野拓郎、ダイヤモンド・ザイ編集部)
ついに“日本の防衛株”のETFが登場
組み入れる銘柄にも注目
NISAの活況を受けて、新しい投資信託やETFが次々と設定されている。2026年1~3月では、投資信託68本、ETF 28本が新規設定された。その中から、注目の投資信託を4本紹介しよう。加えて既存の投資信託で、注目投信のライバルとなるものがあれば、併せて紹介・比較する。なお、今回紹介するいずれの投資信託も、NISAの成長投資枠で購入可能だ。
注目の筆頭は、世界情勢が緊迫感を増す状況で登場した、(1)「グローバルX防衛テック-日本株式ETF(513A)」。東証に上場するETFで、「日本」の防衛関連企業に投資する。ちなみにこのETFの運用会社、Global X Japanは、先んじて「グローバルX防衛テックETF(SHLD)・(466A)」を設定している。こちらは「世界」の防衛関連株に投資しているETFで、米国でも日本でも上場している。この2本は、防衛関連株に特化した金融商品としては日本初だ。
組入上位銘柄のトップ5には日本を代表する防衛関連株が並ぶが、興味深いのは6位以下だ。衛星の運用や画像データを手掛けるスカパーJSAT HD、船舶用電子機器で高い世界シェアを誇り、自衛隊の航空機や艦船向けにも製品を納入している古野電機など、ニッチながら防衛産業を支える重要銘柄が組み入れられている。個別株の投資でも参考となりそうだ。
ちなみに、最近は「宇宙」テーマの投資信託が積極的に防衛関連株を組み入れていたものの(「5年で4倍も!さらなる上昇が期待できる、宇宙×防衛の激アツ投資信託8本を徹底分析!」を参照)、ストレートに「防衛」をうたうETFや投資信託はこれまでなかった。
「防衛」をテーマに立ててこなかったのには理由がある。ESGの観点から、いわゆる軍需をテーマとするのは、はばかられたのだ。しかし、良しあしは別として、もはや投資対象として無視できないテーマになったということだろう。
日本の防衛関連株の代表格、三菱重工業が建造する「もがみ」型護衛艦。(写真:海上自衛隊公式サイト)







