米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは、新体制下で大規模なレイオフの準備を進めている。これは新たに最高経営責任者(CEO)に就任したジョシュ・ダマロ氏にとって、就任後最初の重要な経営判断の一つとなる。事情に詳しい関係者によると、同社は今後数週間以内に最大1000人規模の削減を計画している。削減対象の多くは、最近統合されたマーケティング部門に集中する見通しだ。ハリウッドの多くの制作スタジオと同様、ディズニーもストリーミング事業の収益性が、かつての地上波テレビ放送の利益を補いきれていない現状への対応を迫られている。また、興行収入の減少に加え、アマゾン・ドット・コムやグーグル傘下のユーチューブといったテクノロジー大手との激しい競争にも直面している。今回の人員削減により、成長の柱と位置づけるデジタル事業への投資資金を確保したい考えだ。