今週も中東情勢の行方に投資家の注目が集まる見通しだ。2週間の停戦合意は市場に広く歓迎され、原油価格と債券利回りが下がったが、停戦は脆弱(ぜいじゃく)なものに見え、多くの不確実性が残っている。14日に発表される3月の米卸売物価指数(PPI)は、中東戦争とそれに伴うエネルギー価格の高騰が、パイプライン・インフレ圧力にどのような影響を及ぼしているかを示す手掛かりとなるだろう。先ごろ発表された3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.3%上昇し、伸びが急加速した。コメルツ銀行のエコノミストは「これまでのところ、(エネルギー価格の)ショックはエネルギー以外の価格にはほとんど影響を与えていない。しかし、この状況は間もなく変わる可能性が高い」と指摘した。