先週、米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)のカリフォルニア州の自宅で発生した火炎瓶のようなものによる襲撃事件の被告は、人工知能(AI)企業のCEOのリストを含む「反AI」文書を所持していた。裁判文書で明らかになった。13日にカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に提出された刑事告訴状によると、逮捕当時20歳だったダニエル・モレノガマ被告は、AI企業の取締役やCEOとみられる人物、さらに投資家の氏名と住所が記載された文書を所持していた。「人類の差し迫った絶滅問題に関する若干の考察」と題されたセクションでは、AIが人類にもたらす潜在的な脅威について論じられていた。当局によれば、モレノガマ被告は10日午前3時37分ごろ、サンフランシスコにあるアルトマン氏の自宅に火のついた火炎瓶のようなものを投げつけ、現場から逃走した。その後、サンフランシスコのオープンAIの本社に向かった。告訴状によると、そこで椅子を手に取り、建物のガラス扉をたたいた。現場にいた警備員の話では、同被告は建物を焼き払い、中にいる人を皆殺しにするために来たと話していたという。