解決の道などない。
白熱するディスカッション
廣津留 ハーバード大生と現地スクールの人たちとのディスカッションは、当初1時間を予定してたんですけど、実際は3時間以上に及び白熱しました。
編集部 どんなテーマで語られたんですか?
廣津留 例えば、イスラエルの国歌はユダヤ教のことを歌っているんです。となると、キリスト教の人にとっては、国歌は国歌であって国歌ではない。そんなことから「愛国心や誇りは感じない」と言う人もいて。そんな彼らに「キリスト教徒として、自分の国についてどう思いますか?」とか、「向こうの側のことについてどう思いますか」とか、「解決は望んでますか」と切り込んだり。
パレスチナ、イスラエルいずれの地域でも、和平を望む声もあれば解決の道などないという声など様々な意見があり、現地の人々とのディスカッションを通して、歴史の重さと問題の困難さを痛感しました。憎しみの歴史を子どもたちに継承させないようにすることが問題の解決に少しでもつながるのではないかと感じました。
音楽だけでできることには限界がある。だったら、何を学んでいけばいいのか。音楽+αでできることはあるだろうか。ボランティアだけではなくビジネスなら?まだ漠然とではありますが、そんな風に考えるようになりました。
演奏ツアーは2年に一度おこなわれますので、在学中にまた参加したいと思っています。
編集部 考え、ディスカッションし、行動と経験を重ね、また学ぶ。そんな風に勉強も夏休みも120%で過ごしていたら、4年後には大きな変化と成長があるのではないかと思いました。ありがとうございます。
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