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子どもに対して、つい感情的に怒ってしまうことはないだろうか。その言葉は本当に子どものためになっているのか。親の何気ない一言が、子どもを黙らせてしまうこともある。声かけを少し変えるだけで、親子の関係は大きく変わっていく。※本稿は、中学受験ママ力開花アカデミー主宰の井上晴美『中学受験で子どもを壊さない!合格へ導く「5つの約束」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。
「どうしてわからないの?」ではなく
解決する方法を一緒に考える
私の言うことを理解してくれない。簡単な問題の解き方をわかっていない。そんなとき、「どうしてわからないの?」と怒ってしまうことはありませんか?
でも実はこの言葉、子どもにとってはかなり痛いものです。
だって子どもは、わからないから困っているわけです。「どうして?」と聞かれても、答えられません。
だから多くの子どもは、怒っている親を前に黙り込みます。なぜなら、「何を言っても余計に怒られそう」とわかっているから。結果として子どもには、「よくわからないけど怒られた」という気持ちだけが残ります。
つまり、「どうしてわからないの?」という言葉には、何の効果もないということ。
そればかりか、「親にストレスをぶつけられている」と感じさせるだけなのです。
こんなときは、言葉を少し変えてみましょう。
「どうしてわからないの?」のかわりに、落ち着いたトーンで「わかるかな?」と聞いてみましょう。それだけでも子どもは、親の言葉を受け取りやすくなります。
「どこがわからないのか」「何が難しいのか」を、自分なりに話してくれることもあります。そうすれば一緒に、「わからない」を解決する方法を探ることもできるでしょう。
ほかにも、「早く勉強しなさい!」を「あとどれくらいで勉強をはじめられそう?」に、「何回言えばできるの?」を「どうすればうまくできそうかな?」に言いかえてみるのもいいですね。







