米国とイランの和平交渉が21日、協議開始前に決裂したことを受け、ドナルド・トランプ米大統領は側近らに対し、イランへの攻撃を再開すべきかどうかを尋ねた。米政府当局者が明らかにした。これに先立つ数時間前、ホワイトハウス当局者の間では、同日にイスラマバードでの協議に出発予定だったJD・バンス副大統領がイラン側と合意に達し、文書での成果を得られるだろうとの楽観的な見方が広がっていた。バンス氏の2週間前のパキスタン訪問では合意に至っていなかった。ワシントン近郊のアンドリュース統合基地では、バンス氏を待つ副大統領専用機(エアフォース・ツー)が、一日の大半を待機状態で過ごした。パキスタンの仲介者によると、イランの最高指導者層は以前、交渉団を21日にイスラマバードへ派遣すると伝えていた。しかし、トランプ氏が設定した停戦期限が刻一刻と迫る中、イラン側は方針を転換した。