「ついヤバいと言ってしまう」「自分の考えをうまく言葉にできない…」。
言いたいことがないワケではないのに、うまく言葉にできない。あなたにも、そんな悩みはありませんか?
小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。知ってしまえば、今は語彙力ゼロでも、話し下手でも、「自分の言葉」でちゃんと話せるようになれてしまう!
本記事では、子どもも読めて、大人も楽しいビジネス書『小学生でもできる言語化』をもとに、「子どもの「語彙力」を伸ばす習慣」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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感動や興奮を共有したいとき、あなたはどうしますか?
映画の感想や日常の出来事など、人に何かを伝えるときに、あなたはどうしているだろうか。
例えば、つい話しすぎてしまったり、「自分でも何が言いたいのかわからない」と感じることもあるかもしれない。
人と話していて感じる“違和感”の正体
この前、友人と「相対性理論」の話になった。
友人に「相対性理論っていいよね」と言われ、私は「(そんな難しそうなものにハマるなんて)珍しくない?」と返したのだ。
すると、友人は「え? 別に珍しくないでしょ。だって、あんたも聴いてるって言ってたじゃん」と言う。
ここで違和感の正体がわかった。
友人は、バンドの「相対性理論」の話をしていたのだ。
私は勝手に、アインシュタインの相対性理論のことだと思い込んでいた。
では、人前で話すときに、何に気をつけるべきなのだろうか?
「人前で話す」ときに絶対にしない“たった1つのこと”
『小学生でもできる言語化』の中には、こんなページがある。
たとえば、本当は友達に「このマンガ、怖くておもしろいよ」と伝えるべきところを「このマンガ、おもしろいよ」とだけ伝えて、後から友達に「私、怖いの苦手なんだけど! 先に言ってよ!」と言われたりすることがよくあるような方が、このタイプです。(中略)
たとえるなら、言葉のブロックでお城をつくっても、いつも屋根や窓などのブロックが足りていない未完成の状態になっていたり(説明が足りない状態)、必要のないブロックをつけすぎている状態になっていたり(説明が多すぎる状態)といった感じです。
――『小学生でもできる言語化』より
つまり、伝わらない原因はなにも内容が難しいわけではなく、相手に必要な前提や情報が抜けていることにある。
言語化力が高い人ほど、説明不足のまま話すことをしないのだ。
人前で話すときに重要なのは、「たくさん話すこと」ではなく、相手に伝わるために必要な言葉をきちんと補うことだ。
だからこそ、伝わる人の話は難しくなくても誤解されず、聞き手の頭の中にきれいにイメージが浮かぶ。
(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』をもとに作成しました。)









