厳しく教育する親のイメージ写真はイメージです Photo:PIXTA

「うちの子は算数が苦手で…遺伝でしょうか?」と悩む親御さん、実はその「算数嫌い」、あなた自身が原因かもしれません。難関中学へ多数の合格実績を誇る算数専門教室「フォトン算数クラブ」塾長の武井信達さんによれば、子どもが算数を拒絶する裏には、親が無意識にやってしまう「5つのNG行動」が隠されていると言います。(フォトン算数クラブ塾長 武井信達、構成/ライター 鳥居りんこ)

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親が子を算数嫌いにする
ケースはたくさんある

――前回、フォトンでは数カ月に1度、自らの苦手問題を克服するための宿題が出るとのお話がありました。そこでは、答えを見て写そうとする子はいないものですか?(笑)

 正直に申せば、いなくはないですね(笑)。やっぱり追い詰められると人間は弱いですから。

 ですから、我々は親御さんにかなり強く申し上げております。「親の仕事は勉強の管理です」と。

 お子さんに勉強を教えてくださいなんてことは言いませんし、そんなのはプロに任せればいいのです。しかし、これだけは守っていただきたいとお伝えするのは「解答・解説は絶対に子どもに渡さないでください!」ということです。

 昔、私が家庭教師をしていたときに、冗談で教え子に「解答、持ってきて!」と言ったことがあります。そしたら、その子がすぐに持ってきて、お母さんがビックリしていました。「隠したのに!」って(笑)。

 子どもは親のことをよく見ていますから、隠し場所も把握しているものです。ですから、管理は厳重にしてください。

――私も昔、解答を米びつの中に隠していましたが、見破られていたことを思い出しました(笑)。この他に親が管理すべきことは何ですか?先ほど「勉強は教えなくてよい」とおっしゃいました。

 中学入試は特有の頭の使い方が求められます。特に算数は顕著で、親が教えるのは困難です。解き方は先生に聞くしかないです。

 ですから、勉強内容ではなく、宿題を自力でやっているのかとか、前回申し上げたように、できる問題は飛ばして、できない問題に取り組めているかをきちんと見てあげてほしいです。