いくつかのポイントにさえ注意すれば、スマホは誰でも安心して使うことができるスマホに届く怪しいメールやメッセージ。いくつかのポイントにさえ注意すれば、スマホは誰でも安心して使うことができる(写真はイメージです) Photo:PIXTA

離れた家族とのコミュニケーションやちょっとした買い物、公共料金の支払いなどなど、生活のあらゆる場面で活用されているスマホ。いまやシニア世代の方も当たり前のように使っていますが、スマホに慣れていないという弱点を突かれ、油断すると詐欺被害の入り口になってしまう可能性があります。セキュリティの専門家である中央大学国際情報学部教授、岡嶋裕史さんの新書『70歳からの安心スマホ術』(青春出版社)から、スマホを安全に使うための心得と対策を教えてもらいます。

詐欺の“入り口”にもなります

 メールは、家族や友人とつながることができる大切な連絡手段の1つです。総務省の「令和5年通信利用動向調査」でも、 50歳以上の方の主な利用目的として「電子メールの送受信」が挙げられています。

 写真を送ったり、役所や病院からのお知らせを受け取ったりと、令和になった今でも多くの方に活用されています。最近はラインを使う人も増えていますが、メールもまだまだ現役です。

 ただし、メールは便利で楽しい反面、注意したい面もあります。それは、郵便と同じように相手を知らなくても送ることができるという点です。みなさんのご家庭のポストにも、ときどき広告チラシやあやしいダイレクトメールが入っていることがありますよね。

 メールも同じで、メールアドレスさえわかれば見知らぬ相手からの連絡が届いてしまいます。また、メールの差出人表示は偽装することも可能なので、うっかりするとだまされてしまいます。