米連邦準備制度理事会(FRB)における統治の行方は、ジェローム・パウエル氏の進退を巡る本人の決断に委ねられた。司法省は24日、パウエル氏に対する刑事捜査を打ち切ると発表した。当初は捜査が確実に終結したのか不透明だったことから、週末にかけて先行きの見えない状況が続いた。だが、トム・ティリス上院議員(共和党、ノースカロライナ州)が26日、捜査は事実上終了したとの確約を司法省から得たと明言。パウエル氏の後任に指名されたケビン・ウォーシュ氏の承認採決を巡り、ティリス氏は停滞させかねない構えを示して共和党内の造反勢力となっていた。ティリス氏がウォーシュ氏への支持に転じたことで、パウエル氏の議長任期が終了する5月15日までに、上院がウォーシュ氏の指名を承認する道が開かれた。
パウエル氏の決断:理事退任か、留任で独立性堅守
議長任期終了とともに理事職を退任するのが、ほぼ例外のない通例となっている
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