米国の労働市場は男性から離れつつある。この1年間で雇用が純増した業種はほとんどが医療・福祉サービス関連で、いずれも男性が少ない分野だ。男性労働者が多い業種では雇用が減っている。新型コロナウイルス禍後には、働き盛り世代の女性の就労が急増している。男性の就業率は横ばいのままだ。この二極化の流れは今後数年でさらに強まる可能性がある。高齢化社会のニーズが高まるにつれ、ホームヘルパーや医療助手など、これまで男性が就きたがらなかった職業が労働市場でより大きな役割を果たすようになるだろう。拡大する学歴格差も要因の一部だ。現在、学士号を取得する割合は女性の方が男性よりはるかに大きく、大卒者の就業率はそうでない人よりも大幅に高い。
変化する米労働市場、男性に逆風
男性が多い職種で雇用が減る一方、女性の就業率は伸びている
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