休暇中に意識すべきことは何か?
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)

「つまらない人生を送る人」が休暇中にやってしまうこと・ワースト1Photo: Adobe Stock

つまらない人生を送る人がしていること

「せっかくのGWなのに、なぜか疲れて終わる」

そんな感覚を抱いたことはないだろうか。

仕事はしていない。
予定もそれほど詰めていない。
それなのに、休暇が終わるころには、どこか空っぽな感覚だけが残る。

実は、人生がダメになる人ほど、休暇中に“あること”をしていない。
それが、「自分の時間を楽しまないこと」だ。

ただ時間を空けるだけでは、不十分だ。
自分のために時間を使っているようでいて、実際には“何も選んでいない”。

この状態が続くほど、
休んでも回復せず、むしろ「何も残らない時間」だけが積み重なっていく。

「自分の時間」を意識的に楽しもう

では、どうすればいいのか。
そのヒントになるのが、「自分の時間」を意識的に楽しむことだ。
まずは以下のことを試してみよう。

1.最初に「自分の時間」を確保する
 パーソナルファイナンスの考え方を応用し、やるべきことではなく、まず自分の好きなことを中心にして毎日の計画を立てよう。当然ながら、これは誰もがつねにできることではない。重要なのは、自分に何ができるかを考えることだ。できる限り、自分にとって大切な時間を確保してから、他のやるべきことをスケジュールしよう。その逆は避けること。あなたにとって最高の時間を、他人に譲る必要はないはずだ。

2.「自分の時間の使い方を正当化する必要はない」と意識する
 私は、趣味の時間を優先し始めたとき、実際には誰も気にしていないのに、そのことを誰かに説明したり、正当化したりしなければならないような気がした。平日の午後にゲームをするときの妙な罪悪感は徐々に薄れていったが、そのためには考え方を変える必要があった。自分の時間の使い方を正当化したいと思うのはよくあることだ。「これは毎月の楽しみなんです」と、自分が好きなことをする前に言う人もいる。でも、その特別な毎月の楽しみを、毎日のルーティンにすることも不可能ではないはずだ。これはあなたの人生だ。時間の使い方は賢く選択しよう。

3.「計画性」と「自発性」を組み合わせる
 レジャー活動には、計画性が必要なものと、その場の気分ですぐに行えるものの2種類がある。ソファに座ってゲームをするのには計画は必要ない。しかしコンサートに行きたければ事前にチケットを購入しなければならないし、友人と夕食がしたいのなら日程の調整や店の予約が必要だ。

――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より

休暇とは、ただ空けるものではない。
自分のために使い、満たすものだ。

この感覚を持てるかどうかで、
同じ時間でも「何も残らない時間」になるか、「あとに残る時間」になるかが決まる。

まずは、小さくてもいい。
自分の時間を、自分の意思で選ぶことから始めてみよう。

(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)