りんと直美 それぞれのケアの違い
休み明け、直美が丸山の担当をしている。「昨日は、極楽だった」と言う丸山に直美が「すみませんね。私は雑で不器用で」と不満顔。
なぜ、丸山が昨日、楽な気持ちになったか。それは、りんから「退院したら一番何をしたいか」と聞かれ、それを想像したことによるものだった。
丸山は、風呂に入りたい、走りたい、とあげながら、人の暮らす音が聞きたいと言っていた。
病院は決まった音しかしないから、と丸山が音に注目するのは興味深かった。
「よく考えたら、病気以外の話、入院してから病院の人とはしたことなかったから」と言う丸山。それで気が紛れるのだろう。
直美は嘘で物事を効率的に進めたが、りんは、想像力で患者の気持ちをケアした。退院後のことを思い浮かべることで現実逃避できるし、前向きになる。このやりかたには共感できる。
りんは、最初の患者・園部(野添義弘)との関わりがうまくいかず落ち込んでいたわけだが、「後ろ向きに元気に」乗り越えようと考えている。当人は「後ろ向きに」だが、患者のことは前向きにさせることに成功したのだ。3歩進んで2歩下がる的なことか。
一方、直美はぐいぐいと無理やりにでも前に進んでいく。
比べると、りんのほうに軍配があがるような気もする。だがメンタル面だけ満たされても薬や必要な治療ができないのであれば、治るものも治らない。りんと直美、ふたり合わせると最強ということだ。
そこへ、バーンズ(エマ・ハワード)がやってきて、りんと直美を呼ぶ。先生がふたりを連れていったのは、院長の部屋。四天王的な4人がいて、院長が思いがけないことを提案する。
第8週は千佳子様の看護編。第2の患者・千佳子とりんや直美はどう向き合うのか。仲間由紀恵、今度の朝ドラではどんな演技を見せてくれるか、刮目したい。









