米人工知能(AI)新興企業のアンソロピックは、銀行やその他の金融サービス企業に特化した最新のAIエージェントを公開した。同社は早ければ年内の新規株式公開(IPO)を見込んでおり、上場への道筋を描くなか、法人顧客の間で普及拡大を図りたい考えだ。同社は5日、金融業務の中で最も一般的な作業の自動化を支援する10種類の新たなAIエージェントを公開した。ピッチブック(提案資料)作成、決算業務、信用調査メモの起草などが含まれる。今週に入り、同社は金融機関向け決済サービスを提供する米フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシズ(FIS)と提携し、銀行が金融犯罪の兆候を監視するためのAI主導ソフトウエアを共同開発すると発表した。また、プライベートエクイティ(PE)投資会社の出資企業を含む各社にAIツールを販売するため、複数の米金融大手と15億ドル(約2400億円)規模の合弁事業を立ち上げることも明らかにした。