米国防総省は停戦以降のイランの軍事行動について、戦争を再開する基準には達していないとの認識を示した。イランは商船に発砲したり、2隻の船舶を拿捕(だほ)したりしている。ダン・ケイン統合参謀本部議長は5日の記者会見で、停戦開始以降にイランは商業船舶に9回発砲したほか、コンテナ船2隻を拿捕し、米軍に10回以上攻撃を加えたと指摘。しかし、これらの行動は「現時点では、大規模な戦闘を再開する基準をいずれも下回っている」と語った。トランプ政権は、2月28日に始まったイラン紛争は4月7日の停戦で終結したとしており、これにより、軍事作戦を60日間の上限を超えて継続するためには議会承認が必要になるという法的手続きを回避できると主張している。