「歩く時期」を比べても意味はない!
発達には差が当然、成長には幅がある
「あの子はもう立っているのに」
「うちの子はまだ泣いてばかり……」
そう不安になる気持ちは分かります。しかし、発達のペースは本当に人それぞれです。1歳前後の「1カ月の差」は目の前ではとても大きく見えますが、長い人生から見ればほんの少しの誤差でしかありません。
赤ちゃんは工業製品ではありません。みんなが同じ時期に同じように成長するわけではなく、ひとりひとりに違ったリズムがあります。
実は、私の息子は歩き始めるのがとても遅い子でした。妻は「このまま一生歩けないんじゃないか」と涙を流して心配し、あらゆる情報を必死に調べていたほどです。
でも、そんな息子も今では立派な社会人に成長し、ひとり暮らしをしながら趣味や旅行を楽しんでいます。体力も、今や私よりずっとあるのは言うまでもありません。
子どもの成長は「今この瞬間」だけで比べるのではなく、「長い時間軸」で見守ることが何より大切です。
「うちの子、遅い?」と不安になっても
焦る必要まったくなし!
子育ての不安の正体をズバリお伝えしましょう。その多くは、「他の子との比較」から生まれます。
同じクラスとなると、どうしても周りの子とわが子を見比べてしまいますよね。でも、0歳児クラスは「最大1年半の差がある子どもたちの集まり」ですから、その中で比べて落ち込むこと自体、意味がないのです。
わが子とよその子の成長の違いに一喜一憂するよりも、わが子に集中して、「この子なりのペースで昨日より今日、どれだけ成長しているか」という“積み重ね”を見てあげましょう。
「うちの子、遅れているんじゃ……」という不安は、子どもを愛しているからこそ湧き上がるものです。ただ、その不安が大きくなりすぎると、親も子も苦しくなってしまいます。
焦らなくても大丈夫です。子どもは確実に自分のペースで成長を積み重ねています。







