Photo by niwatukuri
沖縄県辺野古沖で小型船が転覆し、研修旅行中だった同志社国際高校の生徒と船長が死亡した。国土交通省と内閣府は、死亡した金井創船長(71)を海上運送法違反の疑いで刑事告発した(5月22日)。亡くなった高校2年生の武石知華さん(17)の遺族は「辺野古ボート転覆事故遺族メモ」というnoteで情報発信を続けている。遺族の許可を得て、全文を転載する。(ダイヤモンド・ライフ編集部)
過去の辺野古コースについて
2026年5月10日 22:59
同志社国際高校の沖縄研修旅行には、3日目のコース別学習の中に「辺野古コース」が設けられてきた。
このコースは、2010年から現在に至るまで、どのような形で組まれてきたのか。過去の研修旅行のレポートを入手し、調べてみた。
沖縄研修旅行の基本フォーマット
同志社国際高校の沖縄研修旅行は、少なくとも10年以上、以下の基本構成で実施されている。
1日目 那覇到着後、開会礼拝。佐間下公園、嘉数高台、大謝名などを見学し、ホテルへ。
2日目 ひめゆり平和祈念資料館、沖縄平和祈念公園、轟壕・識名壕などを見学。
3日目 コース別学習。
4日目 国際通散策後、帰路へ。
1日目・2日目は、開会礼拝を除けば、沖縄研修旅行としていわゆる定番のコースと言える。過去に実際に起こった沖縄戦の悲惨な歴史、普天間の危険性や現状を、現地で知ることができる内容となっている。
道中には、学校が直接依頼した講師や、「沖縄平和ネットワーク」等の団体から派遣された「平和ガイド」と呼ばれる方が解説を加える仕組みになっている。
3日目のコース別学習では、AコースとBコースは読谷村での民泊コースで固定されており、60名から100名弱が参加している。その他のコースは毎年少しずつ内容が変わり、マングローブのある川でのカヌー体験、さとうきび畑の見学、美術館など様々で、そのひとつに「辺野古コース」がある。
辺野古コースの変遷(2010~2026年)
辺野古を訪れるコースに限ってまとめると、以下のようになる。







