人生とは、「何をやめるか」ですべてが決まる。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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人生が好転する人がまずやめること
「最近、ずっと疲れている気がする」
そんな人ほど、見落としていることがある。
それは、“情報”にも体力を奪う力があるということだ。
朝からニュースを見る。
SNSを開く。
誰かの意見や炎上や不安が、次々と流れ込んでくる。
すると、人は無意識のうちに、
「もっと知らなきゃ」「置いていかれたくない」と焦り始める。
だが、ここに大きな落とし穴がある。
人生がどんどん好転する人ほど、実は「全部を知ろう」としていない。
なぜなら、情報が増えすぎると、人は考える前に疲れてしまうからだ。
集中力も、判断力も、行動する気力も奪われていく。
「情報ソース」を絞ろう
そのヒントになるのが、「情報ソース」を絞るという考え方だ。
「最近は、情報に追いつくのが本当に大変だよ!」
誰かがそう言っているのを、耳にしたことがあるのではないだろうか。あるいは、あなた自身がそう言ったことがあるかもしれない。だが、実際のところ、あらゆる情報に追いつくのは大変なのではなく、不可能なのだ。
ニュースは24時間途切れることなく流れてきて、それぞれのニュースがまたさまざまな情報のサイクルを際限なく生み出していく。
その間、さまざまな媒体を通して、あらゆる場所からメッセージが届いてくる。こうした状況を受け入れ続けていると、私たちはますます不安になっていく。
このような状況で、SNSのアカウントをいくつか閉じたり、メールアドレスの数を減らしたりすることは、いい一歩になる。
次は、どんな情報をフォローするかについてよく考えてみよう。あなたは、世の中のあらゆる出来事を知る必要はないし、そもそも知ることはできない。自分にとって大切な情報ソースを選択して、そこに集中するようにしよう。
どのように情報ソースを絞ればいいのか迷っているなら、まずは、1つでも不要なものをやめたり、減らしたりすることから始めてみよう。
人生が好転する人は、「情報量が多い人」ではない。
本当に大切な情報に、集中できる人だ。
すべてを知ろうとすると、人は不安と比較に飲み込まれていく。
そして気づかないうちに、考える力も、動く力も奪われていく。
だからこそ、まず減らす。
見なくていいものを閉じる。
追わなくていい情報を手放す。
すると、不思議なくらい頭が静かになる。
人生を変えるのは、大量の情報ではない。
「何を入れないか」を自分で決めることだ。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









