人生がつまらないときは、何をすれば脱することができるのか?
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)

人生がつまらないと感じたら最初にすべきこと・ベスト1Photo: Adobe Stock

人生がつまらない原因

「なんか毎日つまらない」
そう感じるとき、多くの人は、環境を変えようとする。

転職したほうがいいのか。
新しい趣味を始めるべきか。
もっと刺激的なことが必要なのか。

だが実際には、人生がつまらなくなる原因は、もっと手前にある。

それは、“自分が何に時間を使っているのか”を、ほとんど意識しないまま生きていることだ。
気づけばスマホを見て、なんとなくSNSを眺め、返さなくてもいい連絡に反応する。
そして1日が終わったあとに、「今日は何をしていたんだろう」と空虚さだけが残る。

人生がうまくいく人ほど、この感覚を放置しない。
だからこそ、つまらなさを感じたときほど、まず「自分が過ごした直近の時間」を振り返る。

すると、自分がどんな時間の使い方をすると満たされ、逆にどんな時間で消耗しているのかが、少しずつ見えてくる。

直近の40分間を振り返ろう

そこで役立つのが、次のシンプルな習慣だ。
「直前の40分間」にどれくらい価値があったかを振り返ってみよう。

自分の時間も他人の時間も無駄にしないための簡単な方法。1日のどの時点でもいいので、立ち止まって「直前の40分間をどう過ごしたか?」とシンプルに自問してみよう。その時間が有益だったか、生産的だったか、充実したものだったかを考えてみよう。
・何か学んだか?
・誰かの役に立ったか?
・楽しかったか?
・目標に向けて前進できたか?
明確な答えが見つかったなら、それは素晴らしいことだ。見つからない場合は、時間の過ごし方を変えることを考えてみてもいいかもしれない。次の40分間をもっと有効に使うには、どうすればいいだろうか?ただし、何をもって「価値がある」とするかは人それぞれだ。当然ながら、生産的であるかどうかは1つの基準にすぎない。くつろいだり、子どもや友人と時間を過ごしたりすることにも大きな価値がある。どんなものに価値を見出すとしても、価値のある時間を過ごす割合を増やすように努めよう。

――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より

人生がつまらなくなるのは、特別な刺激が足りないからではない。
「自分が納得できる時間」が、少しずつ減っているからだ。

だからこそ大切なのは、毎日を劇的に変えることではない。
まずは、直前の40分をどう使ったかに目を向けることだ。
その積み重ねによって、自分を満たす時間と、空虚になる時間の違いが見えてくる。

人生は、突然変わるわけではない。
どんな40分を積み重ねるかで、静かに変わっていく。

(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)