米国防総省の高官らは、議会が新たな戦時支出法案を可決しない限り、今夏にも軍の運用資金が枯渇し始める可能性があると述べた。イランとの戦争や米南部国境への部隊派遣により、各軍は訓練演習などの優先事項を切り詰めざるを得なくなると警鐘を鳴らしている。同省は、イラン戦争やその他の計画外の部隊派遣に伴う費用を年次の運用・保守予算から拠出してきたが、この予算は追加任務を想定して編成されていなかった。共和・民主両党は、混乱を避けるため、枯渇した財源を補充する緊急補正予算案の提出を国防当局者に強く求めてきたが、国防総省はまだ提出していない。海軍作戦部長のダリル・コードル大将は今週、下院歳出委員会の国防小委員会のメンバーに対し、部隊を編成するために行っている訓練や作戦などの変更を7月の時点で決断し始めなければならなくなる可能性を示した。