米マンハッタン在住で病院の設計に携わるナサニエル・ロビンソンさん(31)は、完璧な肉体を持つ男性をインスタグラムで見るたびに、引け目を感じていた。「インスタグラムを開き、彫刻のように体が引き締まっていて顔立ちが整った男たちをみるたびに、強いプレッシャーを感じた」とロビンソンさんは言う。「どんなに食事を制限したりジムに行ったりしても、あんな風な見た目にはなれなかった」そこでロビンソンさんは外見を「修正」することにした。この3年の間に、あごのラインの施術、腹筋をくっきり見せるための手術「アブドミナル・エッチング」、毛髪移植などを受けた。あらゆる年代の男性が、これまで女性の領域とされてきた外見や身体イメージを重視しつつある。しかし、ソーシャルメディアで「ルックスマキシング」として知られる、見た目を最大限に磨く流行が、身体イメージに関する問題や摂食障害を引き起こしたり、時には「ボーンスマッシング」(骨たたき)など極端で危険な手段に走らせたりすることがあると医師たちは懸念している。
「ハンマーで顔たたき」 米若者男性の外見磨きが過激化
ソーシャルメディアで流行中の「ルックスマキシング」。医師は男性の摂食障害や危険行為を助長していると警鐘を鳴らす
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