いつも自分と他人と比べてしまう。容姿や会社、年収、出世スピード、恋愛や結婚、子どものことなど、比べても仕方ないことを比べて、そして落ち込む。そんな人におすすめの1冊がある。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)だ。本書は一度きりの人生を心から満足のいくものにするための1冊。本書の発売を記念して、ライターの照宮遼子氏に寄稿いただいた。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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親のひとことにグサッとくる
会社員を辞めてフリーランスになって、私の毎日はずいぶん変わった。
好きな時間に仕事を始め、気が向いたら旅に出る。いつの間にかあれだけ欲しかった自由を手にしていた。
それでも憂鬱なことがないわけではなかった。
実家に帰るたびに親から、「それで安定しているの?結婚は?」と問い詰められる。
フリーランスという働き方自体、あまりピンと来ていない親だ。悪気がないのはわかっている。
確かに貯金は、会社員のころに比べるとかなり減ってしまった。
周囲を見渡せば、同世代はマンションを買ったり、昇進したりしている。
「本当にこれでよかったのか?」という感覚が、頭の隅にずっとあった。
特徴ワースト1:「世間の常識」を気にしすぎる
行動心理学とリーダーシップを研究し、これまで5万人以上と関わってきた池田貴将氏は、著書『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』でこう述べている。
本書によると、所有物・達成物・見た目・金銭・地位という5つの外的な基準に引きずられると、本来の充実感が損なわれるという。
当時の後ろめたさの正体は、たぶんここにあった。
親に言われるたびに、自分でも気づかないうちに、「世間から見てどうか」を基準に自分を測るようになっていた。
そうなると、自分が本当に欲しいものが何なのか、だんだんわからなくなってくる。
「親の思う成功」ではなく、「自分の成功」を生きる
独立して4年が経った今、収入は多くはないが安定してきた。華やかではないが、自分が選んだ道だという感覚だけはずっとある。
親の思う成功の形とは、かなりかけ離れてしまった。でも振り返ると、自分がかつて「こうなりたい」と思っていたことは、ほぼ実現していた。
手に入れたものの多さではなく、自分が何をできるようになったか。
その視点に切り替えるだけで、満たされない感覚の正体が変わってくる。
本書は、自分の行動を阻む思い込みを教えてくれる。
「自分の人生には、足りないものがある」と感じている人は、その足りないものは、世間からの刷り込みではないか、一度疑ってみてもいいかもしれない。
(本稿は『人生アップデート大全』に関する特別投稿です)











