「ついヤバいと言ってしまう」「自分の考えをうまく言葉にできない…」。
言いたいことがないワケではないのに、うまく言葉にできない。あなたにも、そんな悩みはありませんか?
小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。知ってしまえば、今は語彙力ゼロでも、話し下手でも、「自分の言葉」でちゃんと話せるようになれてしまう!
本記事では、子どもも読めて、大人も楽しいビジネス書『小学生でもできる言語化』をもとに、「老後に後悔する人の共通点」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
Photo: Adobe Stock
「やりたいこと」と聞かれて即答できますか?
定年後や老後に「これをやりたい」と考えたことはあるだろうか。
ぼんやりとは考えていても、即答できる人は少ないかもしれない。
曽祖父が死に際に言ったひと言
歳を重ねるにつれて、思い出すことがある。
私の曽祖父は、晩年を病院の寝床で過ごしていた。
幼少期の頃、私はよくお見舞いに行き、曽祖父にご飯を食べさせたり、話し相手になったりして、よく遊んでいたのだ。
あるとき、曽祖父が突然「本当は、小説家になりたかった」と言った。
今でもぼんやりと、書斎に本がたくさん置いてあったのを覚えている。
その後しばらくして、曽祖父は亡くなった。
死に際になって後悔しないためには、どうすべきなのだろうか。
「老後に後悔する人」の特徴
『小学生でもできる言語化』の中には、「やりたいこと」を見つける方法について書かれたページがある。
たとえば、将来の仕事を考えるとき、自分のコアが「人を応援することに喜びを感じる」や「数字を扱うのが得意」「生き物のお世話をするのが好き」などだと分かっていれば、それに当てはまるもの(いくつかあるときは全部に当てはまるもの)を探すことで自分にとっての理想的な仕事を見つけることが可能になります。
また、その仕事につくのが簡単ではないときも、「じゃあ、実現するためにはどうしたらいいのか」を言語化して行動にうつしていくことで、実現する可能性を上げられます。
さらに、言語化した自分のコアは、判断を迷ったようなときに立ち返る場所にもなってくれます。
「この試練に挑むのは大変そうだけど、自分のコアと合致しているから挑戦すべきだ」「これは自分のコアとはズレているからやらなくてよさそう」というように判断がしやすくなるわけですね。
ちなみに、ぼくが「小説家」ではなく「ショートショート作家」として活動をしているのも、言語化しているいくつかの自分のコアや、やりたいことにもとづいています。
人は、「やりたいことがない」から後悔するのではない。
「本当はやりたかったこと」に最後まで気づけなかったことを、後悔するのだ。
だからこそ、自分のコアを言葉にすることが、後悔しない人生への第一歩になる。
(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』をもとに作成しました。)









