「本当の頭のよさとは、こういうことだ」
と話題になっているのが、書籍『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』(野村裕之著、ダイヤモンド社)だ。Google、Apple、Microsoftといった一流企業の採用試験でも出題され、“考える力”を鍛えるトレーニングしても注目される「論理的思考問題」を丁寧な解説とともに紹介している。ビジネス書の年間ベストセラー4位(2024年ビジネス書単行本/トーハン調べ)にもなり、欧米を含む世界13か国でも発売が決定。シリーズ最新作『もっと!! 頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』も登場するなど話題になっている。
異例なのが、ビジネス書であるにもかかわらず全世代にウケていることだ。「本を読まないうちの子が夢中で読んでいた」「家族みんなで読んでます」「会社の研修で使いました」といった声が殺到。この記事では、シリーズ最新作から1問紹介しよう。(構成/ダイヤモンド社・石井一穂)

【偏差値なんて無意味】本当に「頭のいい人」しか答えられない、たった1つの問いとは?イラスト:ハザマチヒロ

「もっといい方法」に気づけるか?

 あなたは、

 論理的な思考

 ができる人でしょうか?

 それを測る、いい問題があります。
 正解は後ほどお伝えしますので、まずはためしに考えてみてください。

 知識や難しい計算は必要とせず、「ちゃんと考える力があるかどうか」だけが問われます。

 そのためこの問題は、

 小学生でも答えられます。

 あなたはわかるでしょうか?

「嘘つきの人数は?」

A~Jの10人がいる。
全員、正直者か嘘つきのどちらかであり、全員、このなかに嘘つきが何人いるかを知っている。
「このなかに嘘つきは何人いるか」と聞いたとき、10人の答えは以下のとおりであった。

 A 「7人」
 B 「8人」
 C 「5人」
 D 「3人」
 E 「10人」
 F 「7人」
 G 「4人」
 H 「5人」
 I 「7人」
 J 「1人」


さて、嘘つきは何人いる?

【偏差値なんて無意味】本当に「頭のいい人」しか答えられない、たった1つの問いとは?

イラスト:ハザマチヒロ
――『もっと!! 頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』(155ページ)より

 与えられている情報は多いですが、だからこそ、何から考えればいいのかわからなくなります……。

 正攻法でいくと、たしかに修行みたいになってしまいそうです。

 努力せずにパッと解けるようなうまい考え方はないのでしょうか。

 次のページで、考え方と正解を紹介します。