キューバのラウル・カストロ元国家評議会議長が殺人罪で起訴されたことを受け、ドナルド・トランプ米大統領は、キューバの共産主義政権を屈服させるため、ベネズエラの指導体制を転覆させた際に用いた手法を適用しようとしている。トランプ氏は、米軍がベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の周囲の防衛を突破し、麻薬密輸に関与した容疑で同氏を拘束した後、米国の「裏庭」で力を行使するモデルとしてベネズエラに言及してきた。マドゥロ氏の後継者であるデルシー・ロドリゲス暫定大統領は米国の要求に応じており、トランプ氏はこの筋書きがキューバでも再現可能だと示唆している。トランプ氏は20日のキューバ独立記念日に向けて発表したメッセージの中で、「マドゥロの起訴と排除は、ハバナの社会主義同盟国に明確なメッセージを送った。ここはわれわれの半球であり、それを不安定化させ米国を脅かす者は報いを受けることになる」と述べた。