あの人は、なぜいつでも若々しいのか。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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いつでも若々しい人の共通点
「最近、なんだか一気に老けた気がする」
そう感じる人ほど、見落としていることがある。
それは、人は“止まり続ける”と、一気に気力まで失いやすいということだ。
真面目な人ほど、「ちゃんと考えてから動こう」とする。
失敗しないように。もっといい方法を選べるように。
だが、その間にも、人は少しずつ動けなくなっていく。
一方で、年をとっても若々しい人ほど、「今できる小さな一歩」を迷わず踏み出している。
少し歩く。後回しにした連絡を返す。気になった場所に行ってみる。
若々しさとは、年齢ではなく、“まだ前に進もうとしている感覚”なのかもしれない。
次の一歩に集中しよう
だから、まずは「行き詰まったら次の一歩に集中する」ことを意識しよう。
その場で決断しようとしても、必ずしもそれができるとは限らない。あなたは「ぐずぐずループ」と「楽々ループ」のあいだを行き来することになるだろう。行き詰まったときは、次の一歩に集中することを心がけよう。
すべてを一度に動かそうとすると、摩擦が生じて身動きが取りにくくなる。次の一歩に意識を向けると、前に進みやすくなる。
「前に進むためにできる小さな行動は何か?」と自問し、それを実行しよう。そうすることで、楽な道に戻りやすくなる。
また、頻繁な決定が求められる状況では、答えをまとめて用意しておくことで、手間を省けるようになる。たとえば、1週間分の食事をつくり置きしたり、数日先までの服装を事前に選んでおいたり、こまごまとした用事をまとめておいて、数日、数週間ごとに一気に実行したりすると便利だ(関係する変数が少ないほど、発生する摩擦も少なくなる)。
「ぐずぐずループ」は私たちを消耗させるが、「楽々ループ」は私たちの背中を押してくれる。摩擦から解放されて、楽なほうへと進もう。
年齢を重ねるほど、体力以上に差がつくのは、「前に進む感覚」を失わないことだ。
全部を完璧に変えようとすると、人は止まる。
だが、小さな一歩なら、人はまた動き出せる。
だからこそ、「年をとっても若々しい人」ほど、深く悩み込む前に、まず少しだけ動く。
その積み重ねが、気力を保ち、表情を変え、人生そのものを前に進めていくのかもしれない。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









