人工知能(AI)の技術が、本格的に人間の身体をサポートする領域に進出し始めている。私は5月初旬の休日、脚部を電動アシストするバイオニック(生体工学的)補助装置を装着し、「eハイキング」をして過ごした。2歳の子どもを登山用ベビーキャリアに背負い、曲がりくねった未舗装の山道を歩き出す。腰部のモーターがうなりを上げて身体機能を強化し、大腿(だいたい)四頭筋にかかる負担を機械の力で軽減してくれるのを感じた 。坂が急になると、私はスマートフォンの専用アプリを開き、「ブースト(加速)」ボタンを押した。歩行ペースが上がる。モーターのうなる音が高まる。AIに導かれるように山頂に進みながら、景色を楽しんだ。30秒後、脚部への急激なパワーアシストは終了し 、穏やかな「エコ(節約)」モードに戻った。
「eハイキング」の時代到来、電動補助スーツが証明
AIがアウトドア用途に進出 ハイパーシェル社の個人向け脚部アシスト装置を試してみた
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