日経平均が6万5000円を突破する裏側で、物価の値上がりが半端ない!
どうすれば、すさまじいインフレと実質賃金の低下におびえず、確実にお金を増やせるのか。だが、その一歩が踏み出せない……。そんなときにおすすめの本がある。
『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』と、『お金の大学』の両学長に絶賛されている『THE WEALTH LADDER 富の階段』だ。
今回は、「読むと人生が変わる」「『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃の書!」と絶賛されている『JUST KEEP BUYING』についてライターの前田浩弥氏に寄稿いただいた。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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「支出を切り詰める」には、限界がある
私は大学卒業後、書籍の編集プロダクションに就職した。
「書籍の編集プロダクション」とはどのような会社か。
ありていにいえば、出版社の下請けとして、昼も夜もなく馬車馬のように働く会社である。
ただ、私が在籍していたのは20年も前であることを注記しておかなければならない。
現在は編集プロダクションも、さまざまな部分で働き方が改革されていることだろう。
そのうえで20年前の現実を改めて示すと、「書籍の編集プロダクション」とは、出版社の下請けとして、昼も夜もなく馬車馬のように働く会社だった。
そしてご想像の通り、薄給だった。年収は額面で260万円だった。
幸か不幸か、世はデフレ経済真っ只中。マクドナルドのハンバーガーが80円、チーズバーガーが100円の時代だ。加えて、多忙すぎて遊ぶ暇がないから、使うあてもない。食っていくだけなら、なんとかなった。
しかし貯金するとなると、現実的ではなかった。
同級生が新卒の頃から資産形成に励んだり、将来の家族のために貯金したりしている話を聞いては、「自分は蓄えがないままでいいのか」と焦りが生じた。
でも手取りが少ない以上、切り詰めるにも限界がある。
「もしかしたら、怖い組織から借金していることをイメージし、その借金を死に物狂いで返すつもりで生活を切り詰めて貯金に励めば、ちょっとした額が貯まるのではないか」なんて考えたこともあったが、それでも月に数万円も貯まらなかった。
努力の量と現実に貯まる金額がどう考えても見合わず、やがて気持ちが折れた。私は貯金をあきらめ、年収260万円で精一杯生きることにした。
「現状維持」だけで年間貯金額が160万円アップ!?
編集プロダクションに勤めて4年が経った頃、縁あって、ある出版社に転職した。
採用の知らせを受けて会社を訪問し、そこで入社初年度の年収を提示していただいて、私は驚いた。
年収は420万円だった。前職から、額面で160万円もアップするのだ。
「今の生活を続けるだけで、年間160万円も貯金ができるのか」
率直に、そう思った。
そして、「怖い組織から借金しているつもりで生活を切り詰めて貯金に励み、それでも月に数万円も貯まらなかったあの日々は何だったのだろう」とも思った。
もちろん、収入の増加に合わせて日常生活も変わるだろうから、年収アップ分をすべて貯金に回せると考えるのは都合がよすぎる。
しかし貯金できず苦労していた時期を経た直後の私にとっては、つい「現状の生活を維持するだけで年間160万円も貯金できるの!?」と考えてしまうくらいに、インパクトのある数字だったのだ。
貯金のカギは「支出」ではなく「収入」にあり
『JUST KEEP BUYING』には、このような一節がある。
だが、この2つのうち、どちらが効果的なのだろう?
データは答えを示している――すなわち、運動の減量効果と同じように、資産を増やす節約効果には限界があるのだ。
――『JUST KEEP BUYING』(P.66)
貯金を増やすカギは、「支出」ではなく「収入」にある。
支出を減らすには、限界がある。
一方、収入を増やすには、限界がない。
転職にしても、副業にしても、独立するにしても、自分が生み出す価値(スキル・時間・経験など)を市場に問うことで、「現在の支出の節約分」とは比べ物にならないほどに増やせるほどの伸びしろがあるのだ。
もちろん、「支出を減らす」より「収入を増やす」ほうが難易度は高い。
しかしその分、間違いなく、努力する価値はある。
『JUST KEEP BUYING』は、お金を増やすためのシンプルな「思考の転換」をもたらしてくれる。
(本稿は、『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』に関する書き下ろし特別投稿です)








