24年1月から新NISAがスタートして2年半。投資で大儲けしたという人がいる一方で、株はおろか新NISAにも怖くて手が出せない人も多い。
いったいどうすれば、インフレの脅威におびえずに投資で成功できるのか?
いま、『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』の続編『THE WEALTH LADDER 富の階段』が『お金の大学』の両学長に絶賛されベストセラーとなっている。
今回は、「読むと人生が変わる」「『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃の書!」と絶賛されている新時代の投資の古典『JUST KEEP BUYING』をライターの小川晶子氏に読み解いてもらった。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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収入を増やすため、バイトを始めた友人
今の収入にプラス5万円あったら……
子どもの習い事を増やせる、旅行に行ける、将来のために貯金できる。
収入を増やすために、まず思いつくのはバイトや副業をすることだろう。
最近はバイトアプリを使って、空いた時間ですぐに働けるような環境も整っている。
私の友人は、平日のフルタイム勤務に加えて、夜や土日に飲食店でバイトを始めた。
中学生の子どもたちの教育費と、将来のためのお金を稼ぐためだ。
基本的に時給でお金がもらえるから、働いた分だけ収入は増える。
逆に言うと時間が減っていく。
フルタイムの仕事に加えてバイトをすれば、自分の時間なんてほとんどないに違いない。
それに、大幅に収入が増えるとは考えにくい。
なんとかして他に収入アップする方法はないだろうか?
収入がアップする5つのアイデア
お金に関する実践的アドバイスが詰まったベストセラー『JUST KEEP BUYING』には、「今より収入を増やす5つの方法」が紹介されている。
最終的には資産を築き、投資収益で豊かに暮らすのが目標だが、投資するにも元手が必要だ。
本書から収入を増やす方法を見てみよう。
① 時間単位の専門サービスを提供する
友人がやっているようなバイトはこれに当たる。
長所は「簡単に始められ、初期コストが少ない」。
短所は「時間は有限であり、スケールメリットが得られない」。
② 出来高制の専門サービスを提供する
ライターやデザイナーのように、技能やサービスを提供する仕事は、時給ではなく成果物に対して支払われる。
クラウドソーシングサイトや「ココナラ」のようなスキルを売り買いできるプラットフォームを利用すれば始めやすい。
専門性を高めたりブランド力を高めたりすれば収入は増える。
とはいえ、案件ごとにサービスを提供するためスケールメリットはない。
長所は「高い報酬が期待できる。ブランドを構築できる」。
短所は「市場性のある技能やサービスの開発に時間がかかる。スケールメリットが少ない」。
③ 人に教える
自宅やカルチャースクールで教えるほか、YouTubeなどの動画プラットフォームや、noteで有料記事を配信するなどして収入を得る方法が考えられる。受講生、読者を増やせればそれだけ収入は増える。
長所は「スケールメリットがある」。
短所は「競争が激しく、安定して受講者を集めるのは簡単ではない」。
④ 商品を売る
ハードルは高いかもしれないが、商品をつくることができるなら、スケールメリットを生み出せる。ヒットすれば長期的な収入が見込めるだろう。
オンラインで販売するデジタル商品は特にスケールメリットを生み出しやすい。
長所は「スケールメリットがある」。
短所は「先行投資と継続的なマーケティングが必要」。
⑤ 会社で昇格・昇進する
もちろんこの方法もある。会社の仕事を頑張って昇格・昇進するのだ。
著者のニック・マジューリは、データをもとに「会社勤めは多くの人にとって富を築く有力な方法である」と言っている。
長所は「技能を磨き、経験を積める。安定した収入が得られる」。
短所は「自分の思うように時間や行動をコントロールできない」。
それぞれ長所・短所が整理されており、わかりやすい。
アルバイト以外にも、自分に合った収入を増やす方法が見つかればいいのではないだろうか。
さらに本書では、投資で収入をアップする方法についても投資先ごとに長所・短所をあげながら解説している。
収入を増やし、貯金を増やし、資産を築く。
アルバイトで疲弊するのではなく、データに基づいた戦略で豊かになる道を、本書は示してくれている。
(本稿は、『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』に関する書き下ろし特別投稿です)








