24年1月から新NISAがスタートして2年半。投資で大儲けしたという人がいる一方で、株はおろか新NISAにも怖くて手が出せない人も多い。
いったいどうすれば、インフレの脅威におびえずに投資で成功できるのか?
いま、『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』の続編『THE WEALTH LADDER 富の階段』が『お金の大学』の両学長に絶賛されベストセラーとなっている。
今回は、「読むと人生が変わる」「『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃の書!」と絶賛されている新時代の投資の古典『JUST KEEP BUYING』をライターの小川晶子氏に読み解いてもらった。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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コンビニでインフレを実感
近年、日本においても物価が上昇を続けている。
先日久しぶりにコンビニでおにぎりを買ったとき、ベーシックなおにぎりでも200円だったのでちょっと驚いてしまった。
自動販売機で買う飲み物にしても、ちょっとずつ価格が上がり、いまや200円近い商品も普通だ。
インフレでお金の価値が下がっていく
日本では長くデフレが定着していたこともあり、私たちはインフレ対策の意識が薄い。
だが、米国はインフレが続いているし、とんでもないインフレを経験している国もある。
今後日本もインフレが続くことが予想されている。
物価が上がるということは、お金の価値が下がるということだ。
おにぎりが100円のときは、200円で2個買えていたのに、おにぎりが200円に値上がりしたら1個しか買えない。
将来のためにと思って貯めている100万円は、将来、インフレによって価値が半分になってしまうおそれがあるのだ。
たった1つの対抗策
ベストセラー『JUST KEEP BUYING』にはこう書かれている。
投資資産は時間が経過しても価値を保ち、増やすことができるため、インフレの影響を打ち消せるのだ。
(――『JUST KEEP BUYING』p.190)
本書は、データサイエンティストである著者が、データをもとに具体的な数字を示しながら解説しているという特徴がある。
これまでのインフレと、米国債や米国株の成長のデータを照らし合わせながら、投資資産ならインフレの影響を余裕で打ち消すことができていることを証明している。
特に退職後は、賃金というインフレ対抗手段がなくなる。
リタイアが近い人ほど、投資資産を持つことが重要だと著者は強調する。
長期的な目線で資産を考える
インフレ率2%という比較的緩やかな上昇率であっても、生活必需品の価格は20~30年ごとに2倍になるそうだ。
もちろん、現金で持っておくことにもメリットはある。
緊急時に対応しやすい、短期的にリスクを抑えられるなどだ。
しかし長期的には、生活防衛資金以外は投資資産として持っておくことが重要だ。
インフレは「いつか来る脅威」ではなく、すでに進行中の現実だ。
データに基づいた資産防衛の方法を知りたい人に、おすすめの一冊である。
(本稿は、『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』に関する書き下ろし特別投稿です)








