西側諸国の環境急進派とは異なり、中国には気候変動対策の約束を守るために自国経済を犠牲にするつもりはない。だが中国政府は、西側の活動家たちを欺いてその気があると信じ込ませるために、必要ならば二酸化炭素(CO2)の排出データを粉飾することも辞さない。2009年のコペンハーゲン、2015年のパリでの気候変動関連の国連会議で、中国政府は国内総生産(GDP)1ドル当たりのCO2排出量、すなわち炭素強度を大幅に削減すると約束した。その後出された国家計画に関する文書にも、この目標が明記された。中国の統計値はそれ以降、このとき公約した気候変動に関する目標の達成には程遠いことを示してきた。昨年9月には、中国生態環境省のトップが「炭素強度の抑制は困難」だと認めた。
【社説】中国がCO2排出データを「粉飾」
重要指標を再定義し、実態より環境重視に見せかけ
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