ドナルド・トランプ米大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、前例のないほど緊密な連携のもとでイランとの戦争を開始した。だが3カ月が経過した現在、両氏は紛争をどのように終結させるかを巡って対立している。トランプ氏が望んでいるのは外交的解決だ。イランによるホルムズ海峡再開と濃縮ウラン処分に加え、エネルギー価格の高騰を招き、自身の政治基盤を分断させている紛争に終止符を打つ合意を模索している。一方、ネタニヤフ氏は、イランにとって地域最大の代理勢力であり、米国がテロ組織に指定しているレバノンの武装勢力ヒズボラへの軍事作戦を強化するよう、国内からの圧力に直面している。両氏の緊張関係は、ここ1週間でレバノンを巡り表面化した。イランは米国との包括的な協議の条件に、イスラエルとヒズボラの戦闘終結を挙げている。集中的な会合の末、1日にはヒズボラがイスラエルへの攻撃を停止し、イスラエルはレバノンの首都ベイルートを攻撃しないという脆弱(ぜいじゃく)な合意が成立した。だが2日も他の地域では戦闘が継続した。
トランプ氏とネタニヤフ氏、イラン戦争の幕引き巡り対立
両氏は前例のないほど緊密な連携のもとでイランとの戦争を開始した
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