やりたいことはとくにない。毎日ただ仕事・家事をしているだけであっという間に1日、1週間、1カ月が過ぎている。「私の人生、このままでいいのか?」――そんなふうにふと、人生を立ち止まりたくなった人におすすめの1冊があります。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)は、「世間から見た成功」ではなく「自分にとっての成功」を軸に、1度きりの人生を心から満足のいくものにするための1冊です。本書の発売を記念して、本書より一部抜粋・再編集して紹介します。
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特徴ワースト1:他人の目を気にしすぎる
パフォーマンス心理学の世界には、「FOPO」という概念があります。
「Fear of Other People’s Opinions」の略で、「他人の意見を気にする」という恐れです。
あの人はどう思っているんだろう?
これをしたことで、周りからどう思われているんだろう?
そんなふうに「周りの目」を気にして怖がってしまう心理です。
これは当然、パフォーマンスを下げます。
「バカだと思われたらどうしよう」
たとえば、プレゼンをするときに、「新人だと思われたらどうしよう」「くだらないなと思われたらどうしよう」と他人からの見え方ばかり気にしていたら、プレゼンに集中できません。
また、SNSで情報発信をしようとしても、「文章が下手だと思われるかな」「つまらないと思われるかな」と他人の意見を気にしていたら、いつまでも発信を始められません。
これは誰にでも起こるごく普通のことで、恥ずかしがる必要はないのです。
行動している最中は他人の目は気にならない
このFOPOについての研究でわかったことは、FOPOが起きるタイミングは「何かに取り組む前」と「何かに取り組んだあと」がほとんど、ということです。
「これをやったらどう思われるんだろう?」と取り組む前に怖くなる。
もしくは「あのやったことをどう思っているんだろう?」と取り組んだあとに怖くなる。
つまり、行動している最中には、「他人からどう思われるか」という恐怖は生まれないのです。
他人の目が気になるのは「暇なとき」
プレゼン前に他人の視線に緊張していた人に、プレゼンのあと、「やっているときはどんな気分だった?」と聞いてみると、たいていこんな答えが返ってきます。
「始まったら必死で、他のことは何も考えていませんでした」
そう、頭の中は不安でいっぱいだったはずなのに、本番では目の前のことに集中できているのです。
私はFOPOの仕組みを知ってから、他人の目が気になるときは「暇だからだ」と思うようにしました。
手や足が止まっているから、つい他人の視線を気にしてしまう。それは、「今、自分が動いていないサインだ」と捉えるようにしたのです。
すると不思議なことに、アウトプットの量も、1日の中での実行量もぐんと増えました。
「気にすること」にエネルギーを奪われなくなったので、よけいな疲れを感じることもなくなったのです。
「目の前のこと」に全力で取り組むことで、人生が好転していく
周りの目を気にしているときは、望む未来に近づいていません。
どんどん時間だけが経ち、気にしているせいで、エネルギーも消耗していきます。
だからこそ、今目の前のことに全力で取り組めばいい。
ナイキの「Just Do It.」は本質を突いた言葉なのです。
(本原稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・再構成を行ったものです)











