あの人の人生は、なぜすべてがうまくいくのか。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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「人生がうまくいく人」がやっていること
「今日は何をしていたっけ?」
そう聞かれても、意外と思い出せない日がある。
朝から仕事や家事に追われ、気づけば夜。
やるべきことはこなしたはずなのに、「今日はどんな1日だった?」と聞かれると、言葉に詰まってしまう。
現代人は、思っている以上に“今”を見失いやすい。
次の予定を気にする。将来の不安を考える。SNSで誰かの人生と比べる。
すると、目の前で起きている出来事を味わう前に、1日が終わってしまう。
だが、人生も仕事もなぜかうまくいく人には、ある共通点がある。
それは、自分の日常を「ただの1日」で終わらせないことだ。
寝る前の「5分」で1日を振り返ろう
寝る前のほんの5分。
今日あった出来事を振り返り、「何か特別なことはなかっただろうか」と考える。
一見すると些細な習慣だが、この積み重ねが人生の見え方を大きく変えていく。
不安にはさまざまな形があるが、その反対はマインドフルネスだ。つまり、今この瞬間に注意を向け、目の前で起きていることと一体となることである。時間について不安を感じていると、何が自分にとって特別なのかがわからなくなる。
ときには、特別な何かが起きているのに、それを見逃している自分に気づくこともある。これらは、不安を悪化させる原因にもなる。だから、自分の時間の使い方に疑問を持つ練習をするのと同じように、毎日のありふれた日常のなかに潜む魔法のような瞬間に注意を向けるようにしよう。次のことを覚えておいてほしい。それは、「どんな1日にも、必ず何か特別なことがある」ということだ。私はこの1年、本書の執筆を続けながら、毎日、特別な何かを見つけようとする試みを始めた。夜、その日の出来事を振り返りながら、どんな特別なことがあったかを考える。ぜひ、あなたも試してみてほしい。考えすぎなくていい。その日に起きた珍しいことや、いつもとは違うことを1つだけ挙げればいい。まったく何も思いつかなかったり、答えが満足できるものではなかったりしたのなら、明日は何か特別なことをしてみよう。
今日はあなたにとって、どんな特別な1日だっただろうか?
人生も仕事も、なぜかうまくいく人は、特別な才能を持っているわけではない。
ただ、「今日という1日」を流して終わらせない。
寝る前の5分だけ立ち止まり、「今日はどんな特別なことがあっただろう」と振り返る。
その小さな習慣が、日常の中にある幸運や喜びに気づく力を育てていく。
もし最近、毎日が同じことの繰り返しに感じるなら、今夜はぜひ考えてみてほしい。
今日はあなたにとって、どんな特別な1日だっただろうか。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









