忙しいビジネスパーソンの中には、早朝に運動を取り入れている人もいるかもしれない。起床後すぐに運動をする場合は、いくつか気を付けた方が良いポイントがある。1万人以上の患者を診てきた医師が、科学的根拠に基づいて執筆した『鍛えるよりも「使い方」 体力がすべて』から、一部を抜粋・編集し、運動のヒントを紹介する。
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起床後すぐの運動は、効果的?
体力をつけたいと思い、生活に運動を取り入れる人は多ヒだろう。忙しい中で時間を捻出するため、起床後すぐに運動に取り組むこともあるかもしれない。
実際、朝の運動は体にとって良いのだろうか。
軽い運動は体を目覚めさせるのに役立つが、十分な準備なしに高強度の運動を行うのは勧めにくい。特に心血管リスクがある場合は慎重に判断したい。
朝の軽いストレッチや散歩は、体温を上げ、心身を活動しやすい状態へと切り替えるのに役立つ。運動は体内時計にも影響しうるが、その効果には個人差があり、光を浴びることなど他の要因との組み合わせも重要になる(*1)。
一方で朝は、起床に伴って血圧が上がりやすく、心臓や血管のトラブルのリスクが高い時間帯とも重なる(*2)。そのため、朝一番の運動では、いきなりきつい運動にせず、軽い動きで体を起こしてから段階的に強度を上げたい。
また、空腹のまま高強度のトレーニングを行うと、めまいや吐き気、パフォーマンスの低下を招くおそれがある。特に糖尿病治療中など、低血糖のリスクがある場合は、より慎重な判断が求められる。
朝の運動を安全かつ効果的に行うためには、次の点を意識するとよい。
・段階的に強度を上げる:まずはストレッチや軽い有酸素運動で体をほぐし、心拍数と体温をゆっくりと上げる
・十分に準備する:強い負荷のトレーニングを行う場合は、念入りにウォーミングアップを行う
・適切に補給する:必要に応じて、運動前に水分やエネルギーを補給しておく
・十分に準備する:強い負荷のトレーニングを行う場合は、念入りにウォーミングアップを行う
・適切に補給する:必要に応じて、運動前に水分やエネルギーを補給しておく
(本稿は『鍛えるよりも「使い方」 体力がすべて』から一部抜粋・編集したものです。)
[注]
1.Thomas JM, Kern PA, Bush HM, McQuerry KJ, Black WS, Clasey JL, et al. Circadian rhythm phase shifts caused by timed exercise vary with chronotype. JCI Insight. 2020 Feb 13;5(3):e134270.
2.Kario K. Morning surge in blood pressure and cardiovascular risk. Hypertension. 2010 Nov;56(5):765-73.
1.Thomas JM, Kern PA, Bush HM, McQuerry KJ, Black WS, Clasey JL, et al. Circadian rhythm phase shifts caused by timed exercise vary with chronotype. JCI Insight. 2020 Feb 13;5(3):e134270.
2.Kario K. Morning surge in blood pressure and cardiovascular risk. Hypertension. 2010 Nov;56(5):765-73.






