米マイクロソフト共同創業者でゲイツ財団を創設したビル・ゲイツ氏(70)のスタッフは長年にわたり、同氏のイメージづくりを細部に至るまで入念に行ってきた。曜日ごとの装いを確認するため、本人の体格に合わせた特注のマネキンを用意しているほどだった。現職および元職員によると、スタイリング担当チームは、落ち着いた色調のクルーネックやVネックのセーター、ボタンダウンシャツ、スラックス、さらにシルバー・ライニング・オプティシャンズ製「カーボン」モデルのメガネの予備を社外の別の建物に大量に保管している。公の場に出る予定があると、担当者は通常3通りのコーディネート案を用意し、上級スタッフの承認を仰ぐ。目標は、ゲイツ氏を穏やかで親しみやすい人物として印象づけること。いわば、ミスター・ロジャースのような人物だ(訳注:米国で長年親しまれてきた子ども向け番組の司会者)。