スペースXだけではない。イーロン・マスク氏率いる米宇宙開発企業である同社の成功と着実に上昇する企業価値に後押しされ、ベンチャーキャピタリストや未公開市場の投資家は、次のブレークアウト企業を見つけようと宇宙関連スタートアップへの投資を強化している。米調査会社ピッチブックによると、スペースXを除く米国の宇宙技術企業へのベンチャー投資額は、前年の25億ドル(約4000億円)から2025年には71億ドルへと急増した。昨年の調達額は、2021年に約40億ドルを調達して以来、最も高い水準となった。今年はさらに多くの投資が集まっている。レーザー通信とセンシングに特化したオブザーバブル・スペースは最近9000万ドルを調達。地上システムのスタートアップであるノースウッド・スペースは1億ドル、宇宙システムと電子機器メーカーのセシウム・アストロは4億7000万ドルの株式発行や資金調達を記録した。