ドナルド・トランプ米大統領は、自身の低迷する支持率を回復させるため、良い経済ニュースを必死に探している。このため、トヨタ自動車がテキサス州でピックアップトラック生産を拡大するという7日の発表をトランプ氏が歓迎しているのは、驚くには当たらない。これは、同氏が発動した国境税(関税)がコストを押し上げ、製造業の復活をもたらせていないという厳しい現実から目をそらすものだ。トヨタは36億ドル(約5800億円)を投じ、ピックアップトラック「タコマ」生産用にサンアントニオ工場に二つ目の組み立てラインを新設し、2000人の雇用を創出する計画を発表した。同社は現在、メキシコでタコマを生産しているため、国境の南側から生産を移管することになる。
【社説】トランプ関税の真の効果
トヨタの投資を歓迎する米大統領はコスト上昇と製造業の雇用喪失をどう考えるのか
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