このままの毎日でいいのか?
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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自分の楽しみがあるか?
「気づけば毎日が仕事や用事で終わっている」
そんな人は少なくない。
やるべきことをこなし、周囲の期待に応え、目の前の責任を果たす。
それは立派なことだ。
だが、その一方で見落とされがちなことがある。
それは、「自分が楽しみにしている予定」があるかどうかだ。
多くの人は、自分の楽しみを後回しにする。
時間ができたら旅行しよう。落ち着いたら趣味を始めよう。余裕ができたら会いたい人に会おう。
だが、その「いつか」は意外とやってこない。
何も残らない人生になる人ほど、自分の義務や責任を優先し続け、自分の楽しみを予定に入れていないのだ。
だからこそ、自分が楽しめそうな予定を先に入れてしまうことも大切である。
深く考えずに予定を入れよう
そのヒントになるのが、「深く考えずに予定を入れる」という考え方だ。
深く考えずに予定を入れる
国内でも、数週間、ときにはさらに先のコンサートやイベントのチケットを買うようになった。最初は計画を立てるのが大変だった。チケットを買おうとするたびに、「当日には状況が変わっていて、行けなくなるかもしれない」と不安になった。
でも、飛行機のチケットを予約するときの格言である「『確定』ボタンを思い切ってクリックする」を思い出して、この不安に打ち勝とうとした。最悪のケースでも、予約をしたコンサートやイベントに行けなくなるだけの話だ。チケットは無駄になるが、それで世界が終わるわけではない。たまにチケットが無駄になったとしても、予定通りに行けたコンサートやイベントを楽しめるのなら十分に元は取れる。
何も残らない人生になる人は、頑張っていない人ではない。
むしろ、やるべきことを優先しすぎた人である。
仕事、家事、人づきあい。
目の前の責任を果たしているうちに、自分の楽しみはいつも後回しになる。
だが、人生は「時間ができたら楽しむもの」ではない。
自分で予定を入れなければ、楽しみは永遠にやってこない。
だからこそ、ときには先のことを考えすぎず、「行ってみたい」「やってみたい」と思ったら予定を入れてしまうことが大切だ。
人生の終わりに残るのは、こなした仕事の数だけではない。
自分が心から楽しんだ時間の積み重ねでもある。
何も残らない人生に足りないのは、お金でも能力でもない。
「自分の楽しみを第一に考えること」なのである。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









